たまにはアニメの話もしたいということで。
2020冬クールに見たものの感想を挙げていきたいと思います。
今回はTwitterに挙げた感想に付け加えていく形になります。
まずざっと並べたものがこちら。
【S】なし
【A+】映像研 推し武道 ハイキュー4期 ヒロアカ4期
【A】 ドロヘドロ id:INVADED ちはやふる3期
【A-】マギアレコード ダーウィンズゲーム FGOバビロニア ゲゲゲの鬼太郎6期
【B+】ランウェイで笑って ソマリと森の神様 虚構推理
【B】 空挺ドラゴンズ 22/7
【B-】七つの大罪3期
【クールまたぎ】 超電磁砲3期 ケンガンアシュラ
全22作品
視聴数はいつもと変わらず。続編ものが前半から飛ばすなか新作も負けじと後半伸びてきたようなクールという印象でしたね。
以下個別感想。
とりあえず2作品だけですが随時更新していけたらと思います。
・映像研には手を出すな! A+
#映像研には手を出すな 全12話お疲れ様でした まだ全部終わってないけど間違いなく今期トップの作品だった モノづくりの純粋な楽しさを伝えることを貫いた作風は同じアニメ制作アニメでもSHIROBAKOとは似て非なるもので、そこが素晴らしかったな まだ見ぬ世界をどう彼女らは作り続けていくのだろうか
— つくね (@tukunebako) 2020年3月27日
金森氏がずば抜けてよいアニメだった。優れたクリエイターと優れたプロデューサーは最高のバディなのだと思わせてくれる。金やスケジュールの話を金森氏経由で攻め込んできたのも良かった。フィクションの世界でフィクションを作りました、おしまいではなくそこに現実的な要素を盛り込んだことで物語がこちら側に寄っていった印象があった。そういう印象があったのでラストはもう少し尺が欲しかった。作品制作→結果(リターン)という流れを2パートやっていたので最後もそれで締めて欲しかったな。それがあればSでした。
・推しが武道館行ったら死ぬ A+
#推し武道 全12話お疲れ様でした
— つくね (@tukunebako) 2020年3月27日
ギャグとエモが程よく混ざり合って温かな物語が産まれていた、よかった…! 安定感随一の作劇はオタにもchamにも愛を覚えさせてくれたし、その愛がラストのライブ演出を通して推しと繋がり合う"推し事"の喜びを存分に教えてくれた とても魅力的な作品でした、2期希望!
山本監督(notヤマカン)作品は外さないね。この作品の一番良かったところはダンスパートも含め全編手書きだったことですね。ダンスが手書きで描かれることで、作品にノイズを与えない(CG=手書きと違うという違和感を与えない)作りになっていたのがよかったです。CGダンスを見てコール振ってるオタって絵はなんか視聴者が素に戻ってしまうと思うんですよね。アイドルアニメはMVが単独で成立してるからCGでもいいけど、この作品はアイドルとオタを同時に描いてこその作品だと思うので。キャラクターの良さは言うことないです。オタクもアイドルも個性が出ていて素晴らしい。ただ皆の個性が成長していくなか、えりぴよだけが最初でピークを迎えてしまったように思えたのがA+に留まった理由。舞菜は進化したのでなおさら目立ってしまった。ここは連載で変わっていくことを期待してます。
・ハイキュー4期 A+
#hq_anime 4期1クール目全13話お疲れ様でした
— つくね (@tukunebako) 2020年4月4日
相も変わらず安定した出来で修行編から稲荷崎戦はじめまでずっと楽しむことができた この範囲は今の原作を読んでるからこそ面白さを感じるところもあってお得感があったのも良き とはいっても本命は稲荷崎戦だからね 2クール目ぜひとも頑張ってほしい
修行回がほとんどだったのに安定して面白い。むしろハイキューは修行が面白くて試合になると少しダレるまである。いつものことすぎてもう視聴者も慣れてしまっているんですけど、細かなバレー描写が本当にえげつない。コマ単位でよく見ると西谷がスプリットステップやったりしてます。スーパーアニメーターの一人向田隆さんに星海のスパイクシーンを任せていたのも豪華な使い方だった。このトーナメントの魅力がほぼ詰め込まれている次の戦いにどれくらい期待をすればいいのか。Sつけたいですね。
・ヒロアカ4期 A+
#ヒロアカ 4期全25話お疲れ様でした
— つくね (@tukunebako) 2020年4月4日
怒涛の展開で締めてくれましたね、よかった インターン編終盤より文化祭編〜最終回の方が正直テンポ早まっていてアニメに合っていたなという気持ち とはいえ章単位で見たら人気薄のインターン編があそこまで上手くアニメ化できていたのはさすが 5期も待ってます
インターン編、文化祭編で構成されていた4期。通しで考えると実はオールフォーワン関連や爆豪や轟が目立って出てこない異端の章続きでもあり、つまり割と新キャラの見せ場がものを言う章だったのだなと。(捨て回になっていないかということ)それを踏まえて、新キャラのミリオや本格戦闘初の切島回がとてもよくできていたことがとても嬉しかった。一話一話に愛がこめられていました。72話『烈怒頼雄斗』が4期一番のお気に入り。
・ドロヘドロ A
#それがドロヘドロ 全12話お疲れ様でした 長くやってた作品としか知りませんでした、完全にダークホースだったね 謎が謎を呼ぶ展開に敵味方関係ないハチャメチャ具合はまさに混沌 CGと作画も上手く調和していて毎週全く飽きない作品だった これ2期みたいなあ頼むよネトフリ
— つくね (@tukunebako) 2020年3月30日
世界観で完全勝利していた。縦軸は決まっているものの本質は2つの世界で生きる人々の日常を描いた作品だったのかなと。#それがドロヘドロ は誰が考えたのかは知らないけれどカオスな世界観を一方的に押しつけてくるこの作品を上手く言い表せていると思う。一方であまりにも謎が謎を呼ぶ展開すぎてスプラッターな作品なのに爽快感が足りなかったようにも思えた。ネトフリ作品なので恐らくやるであろう2期は謎を回収しつつほどよく戦いが繰り広げられると思うのでとても楽しみ。
・id:INVADED A
#IDINVADED 全13話お疲れ様でした
— つくね (@tukunebako) 2020年3月27日
これ以上ない美しい締めだったと思う メタにメタを重ねた複雑なミズハノメシステムの描写や徐々に謎を明らかにしていく展開は週間で見るからこそ得られる満足感があった こういう意欲的な作品はどんどん産み出してもらいたいですね 監督:あおきえいを信じてよかった
締めの美しさは今期随一。頑張れば2期が作れる展開ではあったが、あの終わり方でいいのだと思う。ウユニ塩湖のシーンは未来だと考えればなおさら。この作品は主として①連続殺人犯を追う②ジョンウォーカーを追うの2点が軸となっていたけれど、①があまり面白いと思えなかったのがここに落ち着いた理由。②の展開が伏線回収も相まってとても良かっただけになおさら。少し淡々としすぎていると感じてしまったんだよなあ。ぶっちゃけこれに関しては最初からしっかり見ようとしていれば面白く思えたのかもと考えると少し後悔するところでもある。
・ちはやふる3期 A
#ちはやふる3 全25話お疲れ様でした
— つくね (@tukunebako) 2020年3月27日
全体として「変遷」が重視されていたように感じる三期目、恋愛模様やかるた界の様相が変化していく様は見るのはとても楽しかったです 2クール目で露骨になってきた太一いじめは辛かった…彼が何をしたと言うんだ 頼むから四期で復活させてやってくれ〜〜
通算6クール目でよかった?常に安定していたこの作品のなかで、明確な動きを与える回がとても多かったことが刺激的だった。高校生というのは、思春期真っ只中であると同時に将来の進路が現実的なものになる時期と言えるので、かるた部の様子だけでなく真っ向からそれを描いてきたこの作品には敬意を表したい。長期連載ならではの重みがよく出ていた。そしてその高校生活の負の部分を全て受け止めていた太一が不憫すぎて涙が止まらない。誰か救ってやってくれ。