つくねの箱の中

思ったことをつらつらと。

「週刊少年ジャンプ」的な1話とは

少年ジャンプ編集部

 

とうとう新連載3inも終わり本格サバイバルスタート!...って言いたいとこだけど1話が期待外れの作品が多い最近のジャンプ。

1話でこけるとあとがないのにもうほんと酷い!ということで勝手にこうであってほしい1話を語ります。普通にこれやってくれればアンケ取れるって絶対。

①「主人公の目的(目標)」の提示

ジャンプの1話で1番必要だと思うことはこれ。海賊王、火影、最高のヒーロー、魔法帝、etc。主人公は作品の核、なのにそいつが何やるかわかってないようじゃ共感も考察もできやしない。ジャンプで生き残る作品は絶対1話でこの目的を出してくる。展開遅めと言われた鬼滅でさえ「妹を助ける」って目標を立ててきてる。

ギャグとスポーツは除外。前者はギャグが面白ければよし、後者は大体こんな目標だよねって読者が勝手に判断してくれるので。ギャグでも目標を立てとくとスムーズにシリアス路線に変更できるから立てたほうがいい(リボーン、左門等)。

ブコメは例外じゃないかな。ニセコイは「3年間恋人で居続ける」、ゆらぎは「幽奈を成仏させる」、ぼく勉は「できない2人を合格させる」って目標が出てるし。この3つ以外続いてないんだから見習ったほうがいいよね。

この①ができてない漫画はここ最近で言うと「U19」「クロスアカウント」「呪術廻戦」「ziga」。 後ろ2つは始まったばかりだけどまあすぐ死ぬでしょう。

 

②1話である程度キリよく終わらせる

これができてないだけで寒気がする。なんで読み切りでできてたことが連載でできなくなるのか。「歪のアマルガム」「U19」「呪術廻戦」は完全アウト。

 

③好感度が高いストーリーであること

単にエログロやって終ーわりじゃダメだよって話。エログロは支え、柱はしっかりしてないと。①につなげられるといいね。 ソーマ、ファイアパンチ、地獄楽はこれ。(他誌だけど進撃はこれ系の頂点)

 

④決め手となるキャラ

ぶっちゃけこれがあればなんとかなってる。1話で失敗した人向けの救済措置。そのためには性格の追加も辞さない覚悟で。ギャグ漫画はこのパターンが多い。

例)銀魂新撰組 スケット→ロマン 左門→左門の弱体化 青春→ハチ

 

とりあえず①②③はやってくれないと正直これから読みたくない... 新連載は全部揃ってるノアズノーツに絞って応援します。久々にアンケも出していくつもり。

ここ数年で①が全くわからずに人気作になったのは多分ワールドトリガーだけだと思う。やっぱあの漫画色々おかしいんだよなあ。