漫画村。スマホでいつでも漫画が無料で読み放題...と言えば聞こえはいいがやっていることは漫画の違法アップロードしているだけ。真っ黒である。 が、この存在が果たして今の漫画業界にどれほど影響を与えているのか考えてみた。
「漫画村が流行ると漫画の売り上げが下がる」
こんな説をたまに見かけるが、俺はこの説は支持しない。
例えば少年コミックのランキングだが、これを見ると知名度が高い漫画が多くランクインしていることが分かる。どのくらいの知名度かといえば、漫画を全く読んだことのない人にも名前聞いたことあるーくらいは言わせるくらいの知名度が必要で、つまりどういうことかというと、漫画村利用者は超ミーハーなのだ。
このような人が果たして漫画を買うかというと、その可能性は低いといっていい。
だから漫画の売り上げが下がっている原因を漫画村に押しつけることは絶対にできない。内容が悪くなった、飽きられたなどを原因と考えるのが自然だろう。
むしろ長期でものを売るときは、漫画村のようないつでも後追いできるサイト等を設置すべきである。(これに関しては電子書籍が一役かっているようだが)
結局なにが言いたいかというと、漫画村は悪そのものだからいつ潰しても文句はないけど雑誌サイドも売り上げ伸ばしたいなら後追いシステムつくろうよって話。
ONE PIECEとか東の海編全部公開してもなんも損ないと思う。
後追いって今のオタク向け業界を大きく動かしてる要素だと思うからこれについてはどっかで書きたい。